医療法人 鴻尚会 (大阪府大阪市生野区)

ごあいさつ

医療法人 鴻尚会 理事長・医師 西牧 弘行

私達鴻尚会は、医療・看護・介護・施設の連携で、今後の高齢化社会の中で高まる様々なニーズにお応えします。

 私は20年以上高齢者医療・介護に従事してきました。20年前と比べて高齢者を取り巻く環境が随分変わってきたと実感しております。例えば20年前は病院での看取りが一般的でしたが、最近は施設での看取りが一般的になってきました。もちろん家族様のご意向が最優先され、私も何度も意思確認をさせて頂きますが家族様の意識も変化してきたと思います。またデイサービスについては20年前は、昼に同居家族がいる元気な高齢者が多く半日デイで入浴のみ利用さえる方が多かったのですが、最近はADLの高い高齢者で家族共働きで昼に誰も家にいないので1日デイを利用するケースが増えてきています。この20年で高齢化社会が確実に進んでいる左証だと思います。

 日本は他国に類を見ない様なスピードで高齢化社会が進んでおり、医療・介護の制度見直しも頻繁に行われております。行政が提示する制度に順応せねばならず現場は試行錯誤を繰り返してきました。2025年問題という団塊世代が75歳になるときが高齢化社会がピークを迎え、その後高齢者人口は減っていきます。医療・介護制度見直しが頻繫なのはその背景に毎年1兆円ずつ黙ってても社会保障費が増えて行ってるという事実があるからです。

 2000年介護保険導入時不動産をはじめ様々な業種が参入してきましたが、いつの間にか撤退していきました。かつては成長産業とみなされていたのでしょうが、様々な思惑から撤退していったと思います。我々は愚直に高齢化社会に貢献したいとの一途な思いから今までやって参りました。今後高齢者施設の数はM&Aなどによって適正化されると思いますが、我々はどんな環境の変化にも順応しi高齢者の為にという一途な思いで続けていく所存です。

医療法人 鴻尚会
理事長・医師 西牧 弘行
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